色覚異常を克服する10の方法

色覚障害(色盲色弱)です。失敗談や対処法、治療法など探るブログ

両親は正常でも色覚異常の子供が生まれてきます

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色覚異常(色盲、色弱)は遺伝ですが、両親とも正常なのに子供が色盲というケースが一番多いです。

私もそうでした。

「両親は正常なのになぜ?」と感じる方も多いだろうと思います。

結論から言えば、この遺伝が伴性遺伝かつ劣勢遺伝だから、です。

まあ、そういわれてもピンと来ませんよね。

男か女かを決定する遺伝子にXとY遺伝子があります。

XXなら女、XYなら男になります。生まれてくる子供は父親と母親からそれぞれひとつずつ、その遺伝子を受け継ぎます。

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母親にはX遺伝子しかないのですから、性別の決定は父親からX、Yどちらの遺伝子を受け継ぐかで決定します。

一方、色盲の遺伝子はX染色体にしか存在しません。そうXだけが鍵になります。

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白抜きのX染色体に色盲の遺伝子があるとすれば、生まれてくる子供は以下の4パターンです。

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一番右が色覚異常の男の子です。左から二番目の女の子は色盲の遺伝子をもっていますが、まったくの正常です。もう一つのXが正常なので関係ないのです。

中学のときに習ったメンデルの「優性の法則」というやつです。

なぜ、男性に色覚障害が多いか、これでわかったと思います。

女性は色盲の遺伝子をもっていても発病しないということです。

ちなみに色盲、色弱の遺伝子をひとつだけもっている女性は10人に1人です。

なんと1割の女性が、将来、色覚異常の子供を産む可能性があるということなんです。

なお、男性の色覚異常の人の多くは、生まれてくる子供が色覚異常になるのではないか、と思っている方もいるかと思います。

しかし、上で説明したように、父親が色覚異常でも母親が色覚異常の遺伝子を持っていなければ子供に遺伝することはありません。