色覚異常を克服する10の方法

色覚障害(色盲色弱)です。失敗談や対処法、治療法など探るブログ

早い段階で自分の色覚異常の程度を知ろう

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ひとくちに色覚異常といっても程度の差は個人によってまちまちです。色弱と呼ばれる軽度の異常の場合、ほぼ心配は要りません。

したがって自分がどの程度見えているか、大学病院の眼科など専門家に診断してもらう必要があります。

大切なのは専門家による詳細な検査です。
というのは、近くの町医者で診てもらう場合、石原式検査表だけで簡単に済ませ、異常があるかないかだけ調べて終わるケースがあります。そして医者は「色弱ですね」と言うのです。

実は私もそうでした。小学生の頃、近くの眼科で診てもらって「色覚異常」だと言われたのですが、自分では軽度の色覚異常、つまり色弱だと思っていました。

それが大学入試の際、提出する健康診断書を作成してもらいに大学病院に行ったところ、何種類かの検査をさせられ、自分が重い色覚異常だと知ったのでした。

今から考えれば、町医者は目の前の子供にショックを与えないようにそう言ったのかもしれません。治る病気なら正確に検査をするでしょうが、色盲は治らないのが学会の定説です。詳細な検査は意味がないと考えていたのかもしれません。

私のように自分が色弱だと思っている人のなかには、程度の重い方も少なからずいるかもしれません。

 

2003年には小学4年生で実施されていた色覚検査が全国で廃止になりました。

現在、このことで自分が色覚異常だと知らずに中高生になる子供も増えています。
自分が色覚異常だと知らないために恥をかいたり、学業上の問題を抱えたりして深く悩むことがあると聞きます。
意外に思うかもしれませんが、検査をしない限り、色覚異常の子供は自分が色覚異常だとなかなか気づきません。

それは考えてみれば当たり前かもしれません。

人間は誰しも自分が見ている世界しか知りません。その世界が他人の見ている世界と違うなどとはつゆほどにも思いません。生まれてからずっとその世界を見ているので、それを疑うことはできないのです。

仮に信号機の色がわからなくても、不思議に思いません。そんなものかな、と把握するだけです。無意識に信号機は位置で判断するようになります。

しかもどんなに重い色盲の人でも青や黄色ははっきりと認識できますし、色の濃淡なども含めて、自分なりに色を感じ、それを他人と変わらないと思うのです。

しかし、正常な人間は約6万色の色を識別できると言われています。
6万色・・・その数字に色盲である私は信じられない思いを抱くのです。なぜなら、私自身は12色のクレパスの色でさえ、識別できないからです。

検査をして程度の軽い色弱なら、「日常生活に支障はない」と思われます。あまり苦にする必要はないでしょう。

私のように重い色覚異常だとやはり不都合はあります。

なにはともあれ、早い段階に自分の色覚障害の程度を正確に認識することは、子供のその後の学業でのトラブル、進路選択の決定をうまくいくために必要なのです。